パパはダメ夫と貴婦人から子供が生まれた場合、ダメ夫の遺伝子は劣勢となり貴婦人の遺伝子が優勢となる為、性格や体の部位は貴婦人に瓜二つになると推測しました。しかし原種(設計図)はダメ夫によります。まさにドンナ杏奈ちゃんのケースではないでしょうか?。ドンナ杏奈ちゃんは母親のアン王女と瓜二つです。しかし胴の短いデブリン体型と「泣き喚く女児」は劣勢の父系によるのでしょう。
1.今夜も太郎ちゃんと花子ちゃんがデートをしています。
2.無表情で孤独と思われたハンナちゃんですが、凛々しい若者の太郎ちゃんと言う相対者(夫や彼氏)がいました。
3.太郎ちゃんと花子ちゃんは健全です。日本人は美男美女の悲恋物語「ロメオとジュリエット」や「真夏の夜の夢」の劇中劇「ピラマスとシスビー」などを好みません。因みに戯曲「ロメオとジュリエット(1595年初演)」や戯曲「真夏の夜の夢(1605年初演)」は劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品です。「ピラマスとシスビー」は「真夏の夜の夢」の劇中劇として「ロメオとジュリエット」の筋書きで登場人物と場面を変えて再現した物語です。凛々しい若者ピアマスと美女シスビーは「ロメオとジュリエット」の様に悲運の中で最後を迎えます。太郎ちゃんと花子ちゃんとは無縁です。
4.アン王女は「戯曲だけ見ると『ピラマスとシスビー』は『ロメオとジュリエット』のパクリではないのか?と感じます。しかし事実は逆です」と言いました。
5.アン王女の発言をパパが補足します。「ロメオとジュリエット」には実在したモデルがいた。イタリアのヴェローナには「ジュリエッタの家」があり観光名所になっています。しかし戯曲「ロメオとジュリエット」はモチーフとしてギリシャ神話の「ピューラモスとティスベー」を引用して美男美女の悲恋物語を完成させた。
6.アン王女は「シェイクスピアは戯曲『ロメオとジュリエット』の物語を『真夏の夜の夢』の劇中劇『ピラマスとシスビー』で再現させたのは意味があった」と言いました。
7.夏場になってダイエットに成功したドンナ杏奈ちゃん。デブリン感がありません。
8.近くに宿敵のクリスティーヌちゃんがいます。
9.クリスティーヌちゃんが近くにいるので耳を逆立て警戒しながらゴロニャンをするドンナ杏奈ちゃん。太鼓腹だったお腹の脂肪が取れたのが確認出来ます。
10.ドンナ杏奈ちゃんは顔立ち・長い首・短足と母親のアン王女と瓜二つです。母系の遺伝子が優勢だったと思います。短い胴はダメ夫の体型を遺伝したのでしょうか?。
11.九郎ちゃんを偲んで再婚をしない三毛珍獣ちゃん。雄猫に関心がないドンナ杏奈ちゃん。意外な共通点なのでしょうか?。
12.アン王女は「『赤い糸で結ばれた男女が出合い結婚して幸せになった。めでたし。めでたし』では物語に深みがありません」と言いました。
13.アン王女は「それより運命に翻弄された男女が悲恋の末に最後を迎える方が多くの人に感動を与えます」と言いました。
14.ドンナ杏奈ちゃんはキジ虎柄です。しかし背を少し丸めるとクラシック・タビー柄もどきに見えませんか?。
上記のアップ。これは目の錯覚でした。クラシック・タビー柄固有の背から尾にかけての直線がありません。
15.パパの自宅のゴミ集積所に現れた黒丸子ちゃん。鍵がないと中には入れません。
16.薄い色の三毛猫のパパの自宅のゴミをあさろうとしているのでしょうか?。
17.ドンナ杏奈ちゃんはパパの自宅のゴミの集積所の警備をしています。
18.この雑種の短尾の雄猫の背の毛柄を見てください。
上記のアップ。虎柄の日本猫とクラシック・タビー柄のネコちゃんが混血したのでしょう。背から尾にかけての直線があります。ドンナ杏奈ちゃんはただのキジ虎柄だったのです。
19.梅雨入りしたのか雨の日が多くなった。
20.雨の日も太郎ちゃんと花子ちゃんは見つめ合っています。
21.パパがあまり評価しない人間の女性も凛々しい若者の太郎ちゃんの様な相対者(夫や彼氏)をパパに引き合わせて再評価させてもらえませんか?。
22.ドンナ杏奈ちゃんのゴロニャンです。短足なのが確認出来ます。
23.ゴロン・ゴロンと回転しています。
24.人間の女性は人間の男性からプレゼントをもらっても当然の権利程度にしか感じていません。雌猫も一緒でパパを「自分の下僕」程度にしか感じていない様です。しかし時々こうやってゴロニャンしてくれます。
25.昔バビロン王国に背の高い凛々しい若者ピラマスと美女シスビーがいた。二人は同じ家屋の壁一枚で仕切られた隣同士であり互いに深く恋い慕うようになっていた。しかし二人の両親は仲が悪くこの恋に反対していた。そこで二人は駆け落ちをしようと約束をかわした。
26.約束の晩に待ち合わせ場所に向かったシスビーは直前に動物を食べたのであろう口元を血で染めたライオンに遭遇した。ライオンは泉に水を飲みに行く途中だった。慌ててシスビーは場を離れ桑の木陰に隠れた。その際、頭にかぶっていたベールを落としてしまう。あろう事かライオンは落ちていたシスビーのベールを見つけて暫くじゃれついてから去っていった。注…昔ライオンはアフリカ以外の中近東にも生息していた。バビロン王国で預言者ダニエルがライオンの洞窟に落とされたが天使がライオンの口を塞いだ挿話があった。
27.待ち合わせ場所に遅れて着いたピラマスはライオンの足跡とシスビーの血染めのベールを見つけた。彼は恋人がライオンに襲われ絶命したと勘違いして絶望のあまり自分の短剣を喉に突き刺し息絶えた。
28.桑の木陰に隠れていたシスビーは待ち合わせ場所に戻ると自分のベールを握りしめ息絶えているピラマスの変わり果てた姿を見た。シスビーは恋人の短剣を胸に突き刺し絶命した。翌日になってこの惨劇をしった両家の親は和解して二人を同じ墓に葬りました(冥婚)。「ロメオとジュリエット」には実在したモデルがいた。しかし戯曲はギリシャ神話の「ピラマスとシスピー」のパクリだったのです。
a1.イタリアのヴェローナにある観光名所の「ジュリエッタの家」の前庭にある「ジュリエッタの像」です。
a2.「ジュリエッタの像」に対して観光客はある行為をして記念写真を撮ります。
a3.「ジュリエッタの像」の右胸をさわって記念写真です。右胸をさわると幸運が訪れ恋愛成就すると信じられています。
a4.老若男女を問わず右胸をさわっています。因みに左胸にさわると「愛が深まる」とか「地位や名誉があがる」とか言われていますが定説はない様です。
a5.陽気で明るいイタリアの男性は夜這いをしようと木を登りベランダから侵入する。そして夜這いされたイタリアの女性は私のおっぱいにさわると幸運が訪れ恋愛成就すると会話していたのでしょうか?。日本の女性もおっぱいをさわられて被害者意識をもつより陽気で明るいイタリアの女性の様に「ジュリエッタ像とは程遠いけど私の右胸にさわると縁結びの御利益があり、左胸をさわると金運がアップします」と祝福を与えてはどうでしょうか?。
29.太郎ちゃんに相応しい役はロメオやピラマスではなく口元を血に染めたライオンでしょう。
30.「ロメオとジュリエット」には実在したモデルがいました。しかし事実のままの物語ではドキュメンタリーにはなっても感動した戯曲にはなりません。そこでギリシャ神話の「ピューラモスとティスベー」のモチーフで展開して感動的な戯曲としたのが戯曲「ロメオとジュリエット」だったのです。
31.アン王女は「ピラマスとシスビーの悲恋の結末を見届けた桑の木はそれ以後、二人の血で染まった様な赤黒い実をつける様になった。故に桑の木は『ピラマス(ピューラモス』)の木とも呼ばれている」と言いました。
32.またアン王女は「プルチネッラとはイタリアの白い衣装に黒いマスクを着けた道化師の事です。彼らにかかるとこう変容します」と言いました。
33.町娘達はみなプルチネッラ(道化師)に憧れていた。プルチネッラ(道化師)の恋人のピンピネルラはその事を快く思っていない。プルチネッラ(道化師)に嫉妬する町の若者達は密かにプルチネッラ(道化師)を殺害する。しかし実際はプルチネッラ(道化師)は死んでおらずフルボに自分の衣装を着せて死んだふりをさせる。人々はプルチネッラ(道化師)の遺体を見て嘆く。そこへ魔術師に化けた本物のプルチネッラ(道化師)がやって来て死んだはずの偽物のプルチネッラ(道化師)を生き返らせる。
34.ドンナ杏奈ちゃんは「それでどうなるの?」と言いました。
35.プルチネッラ(道化師)を片付けたと思い込んだ町の若者達は自らプルチネッラ(道化師)に変装して意中の町娘に求愛する。その場はプルチネッラ(道化師)だらけになって混乱する。
36.若い雄猫だらけになって大混乱…。
37.ドンナ杏奈ちゃんは「それそぞれプルチネッラ(道化師)ではないと見破られるが町の若者は意中の町娘と結婚する。そして町娘からの憧れがなくなったプルチネッラ(道化師)もピンピネルラと結婚すると終わりよければそれで良しの話だ」と言いました。
38.黒白猫Cちゃんとその母親も「バカバカしいけど良く考えられた喜劇だ」と言いました。
39.黒白猫Cちゃんとその母親も「プルチネッラはマスクを着けた道化師だからこの話の展開ができるんだ」と言いました。
40.アン王女は三年連続、子猫を産んだ様です。
41.アン王女は小柄だけどしっかりお母さんなんだ。
42.今夜も花子ちゃんと太郎ちゃんのデートが続きます。
43.太郎ちゃんと花子ちゃんは「ロメオとジュリエット」の様に冥婚して永遠の愛を手に入れた訳ではありません。
44.太郎ちゃんと花子ちゃんは多くの人間の女性が「私の右胸をさわると幸運が訪れ恋愛成就する」の結果だったのでしょうか?。