Chatora84

脇役のネコちゃん達158

令和6年米不足について。8月一斉に米が品切れをした。フランス革命前夜なら「国民は飢えています。食べるパンすらありません」とか天保の大飢饉の時の「大塩平八郎の乱」の様な状況なのに今の日本人は米一揆を起こさないですね。9月に入り千葉産の米が出回る様になりましたが火山灰の関東ローム層かつ100km以上平地を流れて水質が悪い利根川の千葉産の米は低評価です。落花生以外の作物は不味いと言われています。パパは不味い米の代名詞として埼玉産標準価格米を思いだしました。パパが若き日に某総合研究所の社員として某官庁の地下食堂で昼飯を食べていました。おかずは美味しいのに(米の割り当てで)白米ではなく灰米でジャリを食べている感覚でした。これが埼玉産標準価格米なんだと思いました。埼玉産と言えば蕎麦と麦が主流です。これ以上の期待は無理でしょう。今回は新潟産「コシヒカリ」や秋田産「秋田小町」が出回るまで米の購入を差し控えようと思います。ぜひ一度、埼玉産標準価格米を食べてみてください。因みに東京では新潟産「コシヒカリ」や秋田産「秋田小町」や新種の「ミルキー・クイーン」や「ゆめぴりか」が主流で西日本の米を食べた事がない人が多いです。西日本にはどんな銘柄の米があるのか教えてください。

1.杏子(あんず)ちゃんは『パパが西日本の米について調べてくれたわ。特徴が二つあるそうよ。①新潟産「コシヒカリ」と同じ品種を植えても土壌と水質の違いから水分不足で固い米にしかならなくモッチリ感がない。②温暖な気候で秋冬でも収穫できるため四国を中心に「米・米の二期作」または九州を中心に「米・小麦の二毛作」を行える事。結果として単作の米より栄養も半分かつ旨味も半分になります。どおりで東京の市場に出回らない訳だわ』と言いました。

2.特に「高知産の二期作」の米は不評で大部分が大阪へ流通します。大阪人は不味い米を口にかきこむ為メリケン粉(アメリカ産小麦粉)で作ったうどん・タコ焼きそしてお好み焼きを準主食?副食?としているそうです。パパは普通に新潟産「コシヒカリ」や秋田産「秋田小町」を食べれば良いのに…と思いますが東日本産の米や蕎麦はプライドに掛けて食べないのだからそれ以上、言う事はありません。

3.米は小麦に比較して生産量が多く日本・中国そしてインドの食を支えています。もし日本が米ではなく小麦を選択していたら人口は「一億二千万人ではなく二千万人だった」と言う試算があります。日本より少し小さいニュージーランドの人口は三百万人の例があるので妥当な数字だと思います。

4.日本は一億二千万人の主食とする為に米の増産に励んできました。しかし美味しい米を作る事に無関心だったのでこういう結果になったのでしょう。

5.杏子(あんず)ちゃんは関東風の「かつお節と米」のネコまんまや関西風の「汁かけご飯」のネコまんまも食べないわ。例えコシヒカリでも…。

6杏子(あんず)ちゃんは「私達の主食はマグロとカツオなの。人間の貧困女子とは違うのよ」と言いました。パパより「先生。質問です。人間の貧困女子とは何ですか?。一例として家賃が9万円未満だそうですが本当ですか?」。

7.巨人の星の星明子の様に物陰から見つめる鼻キズ子のニケちゃん。

8.ここは杏子(あんず)ちゃんの秘密の隠れ家の一つです。門が外敵の侵入を防いでいます。

9.杏子(あんず)ちゃんはこの門の中で激しく泣き喚く女児をします。

この画像は脇役151の9です。パパを尾行して来た鼻キズ子のニケちゃんはこの門の前まで姿を見せます。

10.鼻キズ子のニケちゃんは「今度は蕎麦の話がしたいそうよ。十割蕎麦は茹でると千切れる為『せいろ』で蒸していたの。千切れない様に小麦でつなぎをしたのが八割蕎麦の『もり』そしてその水切りを良くしてざるにもったのが『ざる』と言います。現在では三割蕎麦の『もり』が主流ですが『せいろ』『もり』『ざる』は各店舗の独自の基準で使い分けられています」と言いました。

11.鼻キズ子のニケちゃんは「現在の乾物の蕎麦や立ち食い蕎麦では三割蕎麦が主流と言いましたが『味川柳』や『小諸そば』など二割蕎麦もあります。せめて立ち食い蕎麦は五割蕎麦の『ゆで太郎』を食べようとパパが言っていた」と言いました。

12.杏子(あんず)ちゃんは「江戸人は朝・晩の主食に米を食べて昼・夜の間食に蕎麦を食べていました。現在の東京人も米が食べ飽きたら蕎麦を食べよう」と言いました。

13.杏子(あんず)ちゃんは「ネコちゃんは米も蕎麦も食べす炭水化物ダイエットをしているから安心して」と言いました。

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