茶子ちゃん包囲網に番犬並みの集中力を見せる九郎ちゃんと気ままなネコちゃんらしく途中で厭きた茶珍獣ちゃん。どちらが本当のネコちゃんの属性なのでしょうか?。
1.「茶珍獣ちゃんと茶子ちゃんの女の争いはまだまだ続きます」とファン子ちゃんが解説しています。
2.いつもファン子ちゃんは崖の中腹の茂みの中にいますが、時々こうやって民家の近くまで降りてきます。
3.民家の塀からパパを覗き込むファン子ちゃん。完全野良猫のファン子ちゃんにこれ以上期待するのは無理なんですね。
4.パパにゴロニャンをして気を引く茶子ちゃん。
5.茶子ちゃんは剛力女だけど可愛い瞳をしているんだね。
6.「茶太郎お父さん。一体何匹の子供がいるのですか?泥棒猫の細子(本名は貧子)まで日本猫のバンの白猫に産ませたと言う説まであります。お父さんは色男なんだ」。
7.茶珍獣ちゃんは可憐なマーガレットの花。人名に用いる時は花ではなく真珠を意味する古代ギリシャ語のマルガリテスに由来しますがネコちゃんの名前なのでそのまま花の名前としましょう。
8.茶珍獣ちゃんはパパの家猫マロンちゃんの葬式の翌日に出会ったネコちゃんです。当然、マロンちゃんの生まれ変わりではありません。しかし何かしらの因縁があったのでしょう。死んだマロンちゃんの霊が引き合わせたのかもしれません。証明されていませんがネコちゃんにも霊がある前提の話なのですが...。
9.茶珍獣ちゃんはパパ自身のコードネームのOrangeTabbycatです。何かしらの因縁があったのでしょうね。
10.パパが座っていると茶珍獣ちゃんもパパの足元でこうやって座っています。
11.パパと茶珍獣ちゃんとは相思相愛であってほしい。
12.カメラ・フラッシュに驚いたのか振り返って「ミャーン」と高い声で鳴いた茶珍獣ちゃん。アメリカ系のネコちゃんでもお父さんはハッキリとした声で「ニャーン」と鳴きますが珍獣ちゃん姉妹や茶子ちゃんは高い声なので「ミャーン」と聞こえるのかもしれません。
13.茶珍獣ちゃんは色仕掛けで凶暴な九郎ちゃんを用心棒として雇っているのですね。人間の女も狡猾に同じ事をしているのでしょうか?。
14.「茶珍獣ちゃん。パパも狡猾に利用してくれないのですか?」パパは待っています。
15.茶珍獣ちゃんと茶子ちゃんの女の争いに茶珍獣ちゃんの用心棒の九郎ちゃんが参戦してい猛ダッシュで茶子ちゃんを襲いました。九郎ちゃんは悪い奴だ。この後、茶子ちゃんはどうなったのでしょうか?。茶太郎お父さんが一匹で和んでいる様に見えますが近くに逃げ込んだ茶子ちゃんがいたのです。
16.茶太郎お父さんもただならぬ殺気を感じて警戒態勢をとっています。
17.茶太郎お父さんも警戒態勢のまま待機していると...。
18.「お父さん。助けて」と茶子ちゃんが逃げてきました。
19.茶子ちゃんが手足を投げ出した様な格好で茶太郎お父さんの前に座りました。アメリカ系のネコちゃんの座り方なのかもしれません。
20.「茶子。いったいどうしたんだ」と茶太郎お父さんからの質問です。
21.「お父さん。あの黒いの(九郎ちゃんの事)怖い」と茶子ちゃんが震えています。
22.茶太郎お父さんが「日中は夏バテして行き倒れているし、エロ親父と言うより出っ腹の中年親父みたいな黒いの(九郎ちゃんの事)がそんなに怖いのか?」と茶子ちゃんに逆に質問をしました。
23.茶太郎お父さんの指摘通り、焼き鰹の食べ過ぎの出っ腹の九郎ちゃんは中年親父みたいな体形です。九郎ちゃんは焼き鰹が一本100円以上する事を理解してほしい。
24.これは茶太郎お父さんの所で籠城している茶子ちゃんを九郎ちゃんが監視しています。
25.茶子ちゃんが茶太郎お父さんの所に籠城してから、茶太郎お父さんと九郎ちゃんの睨み合いが続いています。この時点から茶珍獣ちゃんと茶子ちゃんの女の争いから九郎ちゃんと茶太郎お父さんの代理戦争になってしまいました。
26.「茶子。大丈夫だ。あの黒いの(九郎ちゃんの事)はともかく三毛珍獣ちゃんと茶珍獣ちゃんは厭きちゃったみたいだ」と茶太郎お父さんは冷静な判断をくだしました。
27.ネコちゃんの集中力は十分と持たないから三毛珍獣ちゃんと茶珍獣ちゃんに隙が出来ました。
28.厭きてやる気をなくした三毛珍獣ちゃん。「お父さんの蔭に隠れるなんてズルい」と三毛珍獣ちゃんは批判しています。
29.「お父さんの蔭に隠れるなんて...」と行ったり来たりを繰り返す茶珍獣ちゃん。これでは茶子ちゃん包囲網は崩壊寸前です。
30.茶太郎お父さんが威圧して黒いの(九郎ちゃんの事)と膠着状態が続いているうちに三毛珍獣ちゃんと茶珍獣ちゃんが厭きて勝負がついた様です。
31.茶太郎お父さんは茶子ちゃんを護りぬきました。
32.黒いの(九郎ちゃんの事)は未だに茶太郎お父さんと勝負の途中ですが...。
33.この通り茶珍獣ちゃんは伸び伸びをして戦線離脱してしまいました。この時点で茶珍獣ちゃんと茶子ちゃんの女の争いは終了したはずですが...。
34.はじめから三毛珍獣ちゃんは茶子ちゃん包囲網に参加していた訳ではない雰囲気です。しかし三毛珍獣ちゃんの顔立ちはお父さんソックリですね。黒珍獣ちゃんと茶珍獣ちゃんはクラシック・タビーの母親似だったのに対して三毛珍獣ちゃんは父親似なんですね。
35.茶太郎お父さんが作り出した膠着状態に救われた茶子ちゃん。
36.茶太郎お父さんと九郎ちゃんは何度も喧嘩しているから相手の実力がわかり膠着状態になったのでしょう。
37.さらに膠着状態は続きました。
38.茶太郎お父さんを尊敬する茶子ちゃん。
39.やる気のない茶珍獣ちゃんに...。
40.毛繕いをはじめた三毛珍獣ちゃん。
41.茶子ちゃんは茶太郎お父さんの前に出て茶子ちゃん包囲網が完全に消滅した事を感じとっていました。
42.まるで第一世界大戦の連合国の様に膠着状態に打ち勝った茶太郎お父さんと茶子ちゃん。
43.黒いの(九郎ちゃんの事)は茶珍獣ちゃんの用心棒にすぎません。肝心の茶珍獣ちゃんが伸び伸びしている姿を見て戦線離脱してしまいました。まるで第一次世界大戦のドイツみたいな負け方をしました。
44.とは言え目の前にいる黒いの(九郎ちゃんの事)が移動しないかぎり茶子ちゃんも茶太郎お父さんもこの膠着状態からは解放されません。
45.さらに膠着状態は続きます。
46.茶子ちゃんと茶太郎お父さん。黒いの(九郎ちゃんの事)が移動するまでその状態でいてください。
47.伸び伸びする事にも厭きた茶珍獣ちゃんと...。
48.毛繕いするのも厭きた三毛珍獣ちゃんが...。
49.姉妹で仲良く喧嘩ゴッコをはじめて遊びだしました。
50.九郎ちゃんはアメリカン・ボブテイルです。アメリカン・ボブテイルはアリゾナ州にいた野生の猫(野良猫)が原種ですがペット猫とする為、メーン・クーンと交配して種が確立しました。まるで番犬な様なメーン・クーンの属性をそのまま受け継いでいる為、九郎ちゃんは番犬の様に集中力が高く長時間の行動が可能です。しかし一緒にいる珍獣ちゃん姉妹がそれに耐え切れず飽きてしまうと言う結末が多く、今回もそのパターンとなってしまいました。
51.悪ガキ時代の九郎ちゃんはその集中力で広大な縄張りを取得しましたたがエロ親父になってからはその集中力に珍獣ちゃん姉妹が付いていけず途中で厭きて終わる様になりました。
52.茶子ちゃん包囲網には打ち勝った茶子ちゃんと茶太郎お父さんですが戦線離脱しても目の前にいる黒いの(九郎ちゃんの事)に動けない茶子ちゃんと茶太郎お父さんでした。
53.結局、この夜は何分間この状態でいたのかわかりません。黒いの(九郎ちゃんの事)も茶珍獣ちゃんが戦線離脱した時に茶珍獣ちゃんと茶子ちゃんの女の争いは終了して大義名分もなくなった訳だから茶子ちゃんと茶太郎お父さんを解放させてあげれば良かったのに。30~60分はこの状態だったのかもしれません。