音楽の都。ウィーンのマリー・アントワネットの母親の女帝マリー・テレジアの時代の物語。妻に先立たれた新興成金のフォン・ファニナルは一人娘のゾフィ(英語発音ではソフィア)を修道院にあずけていた。貴族との婚姻で上流階級の仲間入りを画策していたフォン・ファニナルは一人娘のゾフィを貴族で御領主のオクッス男爵に婚約する事に成功した。何事もうまく行くと思ったさなか。修道院から呼び戻した一人娘ゾフィの心情までは気付かなかった。政略結婚の犠牲になる事を嫌い、好色で不作法なオックス男爵をよく思っていなかった事に気付かなかった。婚約の日にオーストリア陸軍元帥夫人のマリー・テレーズの若き愛人イタリアの青年貴公子オクタヴィアン伯爵が銀の薔薇を持ち薔薇の騎士としてフォン・ファニナル家に参上した。薔薇の騎士の儀式を終えて青年貴公子オクタヴィアン伯爵に打ち解けたゾフィから思わぬ相談が「好色で不作法なオックス男爵との婚約を取り消してほしい」と思いがけない相談が...一人娘の勝手で婚約を取り消されたフォン・ファニナルはショックのあまり病に倒れてしまった。ゾフィ自身も修道院に出戻る事になった。ゾフィにとって思わぬ助っ人が登場した。薔薇の騎士として儀式に参加した青年貴公子オクタヴィアン伯爵だ。オックス男爵との婚約が破談になった上。ゾフィの美しさに運命的な出会いを感じていた。貴族で御領主のオックス男爵との障害をどう乗り越えるのか?当然、敵対行為もあるでしょう。ショックのあまり病に倒れた父親のフォン・ファニエルをどうするのか?見物ですね。ゾフィにも父親が決めた政略結婚の犠牲になって嫌な花婿に嫁ぐのも嫌。修道院に出戻るのは嫌。と言う状況のなかで「奥様(元帥夫人の事)には従兄のオックス男爵との婚約でのご援助には感謝しています。勝手に破談にした事の憤りは申すまでもありません」と言っておきながら奥様(元帥夫人の事)の若き愛人の青年貴公子オクタヴィアン伯爵が自分を救う白馬の騎士に思えてきた。最終的にオクタヴィアン伯爵とゾフィは結ばれるのだが現時点では青年貴公子オクタヴィアン伯爵も元帥夫人の愛人だ。どう乗り越えるのか?。自分の若き愛人が見知らぬ娘と恋に落ちる様を見せつけられた元帥夫人。いったいどうするのか?いかにもウィーン人気質のメロドラマですね。元帥夫人も夫の留守に愛を語るこの子(翻訳によっては坊や)が幸せになる姿を見て元帥夫人と青年貴公子との恋の終わりとゾフィと青年貴公子との恋の始まりを描いた三者三様の心のうつろいが見物です。普通。男ってそんな事まで考えていないだろうと突っ込みたくなるが女には重要なんだろうなと纏めます。皆、元帥夫人の「以前より決めていました。あの子(若き愛人の事)は正しいあり方でキチンと愛そうと。あの子が他の娘を愛しても好きでいようと」と言う言葉に真実を愛を感じます。至上の愛は素晴らしい。
1.ソフィアちゃんは新興成金のフォン・ファニナルの一人娘。妻に先立たれた父娘のみの役柄。しかしここは猫の世界。フミちゃんは生きているし四姉妹もいる。
2.この子は銀の薔薇として登場してもらいました。
3.マリアンデル種の薔薇の花も綺麗だね。
4.マリアンデルちゃん。その愛らしい顔が愛おしいんだ。
5.何故だかゴロニャンしてくれてもサバ子ちゃんにはそんな感情をいだかない。
6.ソフィアちゃん。望が高すぎて父親が決めた花婿を勝手に断るなんてなんて悪い子なんだ。
7.サバ子ちゃんは相変わらず食べる事しか興味がないね。
8.元々。献身者として修道院にいたソフィアちゃん。勝手に花婿が気に入らないから断ってしまうのだから修道院につれもどされても仕方ないと思うが...。
9.サバ子ちゃんは何と言うか...。
10.「サバ子。静かに食べて」。
11.「例え貴族の御領主様とは言えあんな好色で下衆な花婿と一緒にいるなんて耐えられない」。
12.「きっと白馬の騎士が救いの手を差し出してくれるわ」。
13.「もっと現実を見て」とサバ子ちゃん。
14.薔薇の騎士「オクタヴィアン」とは薔薇の騎士の儀式を通して親しくなりました。
15.オクタヴィアンに助けを求めてみよう。
16.日本猫のキジ虎柄は虎模様だが。
17.サバ子ちゃんの毛柄だけ見るとヨーロッパ系なのかと思ってしまう。
18.純粋な日本猫は絶滅状態と言うからサバ子ちゃんも毛柄だけは外国種なのかもしれない。
19.ソフィアちゃんも日本猫なのに何故かソフィアと名付けてしまった。
20.日本猫にしては面長すぎる輪郭。多分に混血しているのか?。
21.この子は純血なアメリカンショートヘア種だね。
22.マリアンデルちゃんも日本猫だが輪郭だけ見ると外国種が混血していると言えなくもない。
23.三毛猫こそ女の子そのものだよね。
24.アンニーナちゃん。そんなにパパを警戒しないでください。
25.ソフィアちゃんはアンニーナちゃんと姉妹なのにあまり親しくない何故なんだ。
26.アンニーナちゃんはマリアンデルちゃんと一身胴体。同じ姉妹でもソフィアちゃんやサバ子とは親しくないのかもしれない。
27.フミちゃんはいつもパパの背後から近付いてくる。
28.「修道院に出戻るのは嫌」。
29.「しかし嫌な花婿に嫁ぐのはもっと嫌。どうしよう?」。
30.「自分の気持ちがわからない」。
31.アンニーナちゃんの為にカルカン生を用意。
32.パパはこの子の行く末をいつも心配している。
33.猫と言うよりイタチかカワウソみたいな体格だよね。
34.「私は足は悪いけど純血な猫よ。変な事を言わないで」。
35.フミちゃんって雪ちゃんの娘の世代。頭部の黒毛がなければ二匹はよく似ている。何か関係があるのか?。
36.「お母さん。何を食べているの?」。
37.「お母さん。譲って」とソフィアちゃん。
38.見事に母親からご飯を横取りしたソフィアちゃん。
39.ソフィアちゃんはまだ精神的には子猫のままなのか?。
40.フミちゃんの後ろ姿。
41.ソフィアちゃんはリリック・ソプラノ(抒情的な高音の女歌手)。修道院を出たばかりなのに父親が決めた政略結婚に反対したばかりに修道院に連れ戻されそうになる。
42.夢多き乙女の為、嫌な花婿を嫌ったゾフィ。その目の前に貴公子オクタヴィアン伯爵が現れたのだから結果はわかるだろう?よくある話だよね。