Chatora84

悪ガキ九郎ちゃん49

易経の中の「君子豹変小人革面」を日本語に訳してみましょう。ウラル・アルタイ語系の日本語では主語・述語・動詞の文法となりますが、中国語では英語と同じく主語・動詞・述語の文法となる為、「君子は豹変する。小人は面を革(あらた)める」となります。これに補足説明を加えると「君主となるべき立派な人は自らの過ちに気付くと豹が季節によって鮮やかに毛を生え替わらす様に鮮やかに自らの態度や性行を革(あらた)める。しかし普通の人は表面ズラのみ革(あらた)めて本質は何も変わらない」と言う意味になります。豹が生息しない日本に「君子豹変小人革面」が伝わると「豹変」と言うイメージが正しく伝わらず「君主となるべき立派な人でも相手が取るに足らぬ者と判明すると相手を身下し、豹の様に野獣と化したと事実とは真逆に誤訳されました。何時の時代のどう言う人物が誤訳したかまでは不明ですが、誤訳した事に訂正と謝罪をパパは要求したい。あくまで誤訳した人物の霊が現在でも存在すると言う仮定の話ですが…。現在人の知的レベルと昔の人間の知的レベルでは大きな差があり、単純に比較する訳にはいかないのですが…。因みに江戸時代の新井白石や本居宣長の漢文の自然な読解力に対して明治時代の歴史学者は明治政府の政策を受けて意図的に改ざんしているのか?本当に漢文が読めないのか?と思わせます。「漢文と言うのはどこが文頭でどこが文末なのか分からない。語順を入れ替えたり、大を犬の誤字であった。と言えば自由に改ざんできる」と言う暴言録まであります。現代人の様に文法を理解している訳ではありません。これはあくまで九郎ちゃん物語なのでこれ以上の事は止めておきます。

1.豹変は豹が季節によって鮮やかに毛を生え変わらせた事に由来します。九郎ちゃんはタヌキの体形をしていますが、毛柄は胸と腹にエンゼル・マークと言われる白毛のある黒猫です。無地の黒毛ではなく両耳の間の頭部にトラ柄があるものの全身が黒豹柄のあるネコちゃんです。九郎ちゃんは毛柄だけ見ると黒豹と同一なのです。

2.九郎ちゃんは黒豹柄のネコちゃんです。季節によって鮮やかに毛を生え変わらせて豹変したと言わせる事ができるのでしょうか?。

3.GWも過ぎた5~6月になるとネコちゃん達も冬毛から夏毛に生え変わる時期になりました。左からキジ虎A(アン王女)ちゃん、黒猫B(黒キツネ)ちゃん、キジ虎C(キャロライン王女)ちゃんです。

4.ネコちゃんの黒毛の生え始めは茶色。ある程度に経過すると焦げ茶色に変色して最後に黒毛に変色します。豹変するとは人間が態度や性行を変える(マスター・チェンジ)内面の事を表現します。動物が体形を変化させたり毛の色を変色させる事を変態すると言います。動物が変態する時は何と表現するのでしょうか?。

5.黒猫B(黒キツネ)ちゃんも夏毛に生え変わり黒毛の一部が焦げ茶色になっています。これをメタモルフォーゼ(変態)したと言います。因みに人間に対してメタモルフォーゼ(変態)した表現した場合はメタモルフォーゼ(変身)と訳されます。プリキュア5と言う少女漫画で主人公の女の子がメタモルフォーゼと言ってプリキュアに変身するシーンには「大変、良く出来ました」と言う賞を贈ります。

6.GWの頃より徐々に九郎ちゃんの半身の毛が焦げ茶色に変色していった様ですが、その時点では気付かず黒猫ちゃんのイメージのままでした。下半身が焦げ茶色に変色していても何も気付かないパパでした。

7.こうやってキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんは親友の黒猫B(黒キツネ)ちゃんにゴロニャンをします。

8.黒猫B(黒キツネ)ちゃんにも九郎ちゃん同様に夏毛に生え変わる時期が来ました。

9.まだキジ虎A(アン王女)ちゃんは小さいですね。キジ虎C(キャロライン王女)ちゃんと5~10cm位の体格差があります。

10.ある日の昼の事です。ママが上半身が黒毛、下半身が茶毛の謎のネコちゃんを発見しました。「あの子は誰?」と言いました。そして謎のネコちゃんに近付いて確認すると下半身が茶毛に変色した九郎ちゃんでした。パパも一緒に確認すると九郎ちゃんでした。パパは朝まで九郎ちゃんが胸と腹のエンゼル・マークの白毛を除いて黒毛のネコちゃんだったと確認していました。わずか数時間で下半身が黒毛から茶毛にしたのでしょうか?。実際はGWの頃から徐々に黒毛からこげ茶毛になり、この日になって茶毛に変色している事に気付いたのです。ママは九郎ちゃんの耳を見て感染症だと言いました。パパは拡大解釈をして感染症でわずか数時間で黒毛の九郎ちゃんの下半身が茶毛に変色してしまったのかと狼狽してしまいました。しかし感染症によって皮膚の細胞が死んで変色する事はあっても死んだ細胞である毛が変色する事はないと思っていました。しかしショックのあまり一夜にして黒髪から白髪に変色した人間の例えもあります。真実はどうなのでしょうか?。

この画像は珍獣ちゃん姉妹6の15のモモちゃんです。去年のGWの頃にモモちゃんは夏毛への生え変わり時期となりました。モモちゃんの一部の毛が茶色に変色しています。

11.この疑問を解く鍵は何なのでしょうか?。結論は毛の色は変化すると言う事です。良くネコちゃんを強制ダッコしようとして反発されて毛が抜ける事があります。その毛を確認してください。外側は銀毛や茶毛でも生え始めの内側は白毛です。そして外側は黒毛でも生え始めの内側は茶毛、その隣接箇所はこげ茶毛です。

12.黒猫の黒毛は始めから黒毛だった訳ではありません。生え始めは茶毛でも時間が経過するとこげ茶毛となり最終的に黒毛となるのです。まさにメタモルフォーゼ(変態)ですね。

13.感染症にかかって一夜にして下半身が茶毛に変色した訳ではなく黒毛の冬毛が抜け落ち、生え始めの茶毛の夏毛が残った為の様です。このバカ猫はパパとママの心配をよそに左足で顎を掻いていますね。

14.九郎ちゃんの写真を撮っていると妻の三毛珍獣ちゃんがイチャついて来ました。パパに自分と夫の九郎ちゃんとの関係を見せつけるためでしょうか?。感染症で一夜にして下半身が茶毛に変色した九郎ちゃんが妻とイチャイチャできるのでしょうか?。

15.メタモルフォーゼ(変態)関連で複数形のメタモルフォーゼン(変容)と言う言葉が思い浮かびました。メタモルフォーゼン(変容)とはリヒャルト・シュトラウスの「メタモルフォーゼン(変容)、23の独奏弦楽器による習作」op142(Metamorphosen,Studie für 23 Solostreicher)と言う弦楽合奏曲の事です。現在では23パートを二人ずつ担当して46人の重厚な弦楽合奏として演奏される事が多い様です。パパは弦楽合奏曲が好きでアーノルド・シェーンベルクの弦楽六重奏曲「浄められた夜」op4の弦楽合奏編曲版やアルバン・ベルクの弦楽四重奏曲「抒情組曲」op3からの三楽章の弦楽合奏編曲版と共によく聞いています。ナチス・ドイツの崩壊直前の1945年4月12日に発表された曲で「野蛮な侵略戦争の結果。ドイツの貴重な文化財や都市、建築、劇場の取り返しのつかない喪失についての嘆き」でドイツと言う国家の死に至るメタモルフォーゼン(変容)を描いています。ドイツの音楽を象徴するベートーベン交響曲3番「英雄」の第2楽章「葬送行進曲」の動機(モチーフ)による自由な変奏曲で自作の交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」や歌劇「ナクソス島のアリアドネ」の旋律が自身の追憶として現れ、最後に諦念に至る様に「葬送行進曲」の動機(モチーフ)が再現して曲を終わます。九郎ちゃんが感染症によって茶毛に変色したのではないか?と言う勘違いをした時のパパの心情を社会がメタモルフォーゼン(変容)してドイツと言う国家が死に至る哀歌を重ね合わせました。

16.しかし事実は違いました。ただ冬毛から夏毛に生え替わっただけでした。本能のまま生きるバカ猫には国家の死に至るメタモルフォーゼン(変容)に対する諦念など無関係でした。

17.暗い所ではこげ茶色に見えて黒猫として違和感がないのですが…。

18.明るいフラッシュを浴びると、どう見ても明るい茶毛に見えて三毛猫に擬態していますね。九郎ちゃんはカメレオンなのでしょうか?。

19.パパが不思議に思うのは全身の黒毛が茶毛に生え変わるのなら理解できるのですが上半身と尾は黒毛のままです。夏毛に生え替わらなかったのでしょうか?。何故、身体の部位によって黒毛のままの箇所と茶毛の箇所があるのでしょうか?。良くわかりません。

20.九郎ちゃんは外来種です。日本猫に対する常識が役にたちません。毎年、夏場になるとクーちゃんと九郎ちゃんは耳と鼻の毛が抜け落ちます。本当に感染症なのでしょうか?。感染症なら毎年、夏場は感染症になっていた事になります。

この画像は百合ちゃん1の1です。日本猫の百合ちゃんは夏になると腹部の毛が抜け落ち体温を逃がしています。九郎ちゃんやクーちゃんは日本猫ではないので腹部の毛が抜ける事はありません。代わりに頭部から体温を逃がすために耳の裏や鼻の毛が抜け落ちているとも解釈できます。黒猫の黒毛が茶色に変色するのも熱を吸収しやすい黒毛からそれが弱い茶毛に変色させて体温の上昇を抑えているのでは…と解釈できるのかもしれません。真実はどうなのでしょうか?。

21.バカ猫の九郎ちゃんから見ると「何、変な目で見ているんだ」と思っているのでしょうか?。

22.しかし鮮やかに茶毛に生え替わりましたね。あまり生え替わりが目立たない日本猫とは種が違うのですね。

23.鮮やかに貴重な三毛猫の雄に擬態した九郎ちゃんをご覧ください。しかし三毛猫は黒毛と茶毛がまだら模様に現れるx染色体の不活性化の目に見える実例です。綺麗に上半身が黒毛で下半身が茶毛に分かれる事はありません。黒猫が季節によって鮮やかに茶毛の夏毛にメタモルフォーゼ(変態)した姿だったのですね。

24.キジ虎A(アン王女)ちゃんが一時的に三毛猫の雄にメタモルフォーゼ(変態)した九郎ちゃんを見つめて…。

25.「メタモルフォーゼ(変態)した九郎ちゃんは変態親父だったんだ。だからエロ親父なんだ」と言っていました。1960年代に女子高生や女子大生の間で「変態」に対する隠語としてH(エッチ)が使われ始めました。意味は女の子に異常に関心をもった男の子が態度や性行を「変態」させる事を言いました。現在ではH(エッチ)はテレビで放送禁止用語に含まれる性行為など指す様になりました。ここまで来るとゲーテの「自然と象徴」のメタモルフォーゼ試論とは違う意味で「変態」を使っていますね。ゲーテは植物についてメタモルフォーゼ(変態)の試論を展開していました。オタマジャクシがメタモルフォーゼ(変態)してカエルに成長したと言う方が近いのかもしれません。

26.「変態親父と言うな」と九郎ちゃんは反発しています。九郎ちゃんの愛称は「悪ガキ」から始まって「エロ親父」「変態親父」と悪いイメージが多いですね。九郎ちゃんの素行の悪さがそうさせるのでしょうか?。

27.九郎ちゃんは雌猫のお尻の匂いを嗅ぐ事しか興味のないバカ猫です。驚いた事に人間の若い女性の前では生きてる縫ぐるみとして数分間もナデナデしてもらっています。しかし通い猫をして毎日、牛乳を飲ませてもらっている90代の老婆には触られる事すら拒否しています。九郎ちゃんは若くて綺麗な人間の女性の後をついて行ってチョコレート風呂に入れてもらったのでしょうか?。チョコレートは高価です。チョコレート風呂に入る為には極めて高額の支出が可能の人のみです。はたして九郎ちゃんはチョコレート風呂に下半身を漬かって茶毛に変色させたのでしょうか?。九郎ちゃんが人間の老若男女をしっかり識別しているのに感心させられます。

28.キジ虎A(アン王女)ちゃんはバカ猫に「私もキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんの様に献身的に尽くして」と言っています。

29.バカ猫は通い猫をしてチョコレート風呂に入れてもらった?人間の女性に感謝しても連携攻撃で親父狩りをしてくるキジ虎B(ベス王女)ちゃんとキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんの姉妹には冷淡でした。

30.バカ猫はチョコレート風呂に入れてもらった?人間の女性にダッコされて「良い子。良い子」されたのでしょうか?。真実は不明です。

31.バカ猫は人間の女性にチョコレート風呂に入れてもらって下半身が茶毛に変色したと言うより、黒毛より熱の吸収が少ない茶毛に変色した方が説得力がある様に思えますが…。数個で数千円するゴディバのチョコレート風呂に入ってリラックスしてください。

32.バカ猫はキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんとロリコン親父とロリータ少女の関係にありました。今でも九郎ちゃんはキジ虎B(ベス王女)ちゃんと一緒にパパから焼き鰹をもらってもキジ虎B(ベス王女)ちゃんが焼き鰹を食べ終わるまで待っていて自分の焼き鰹をキジ虎B(ベス王女)ちゃんに譲っています。この辺の九郎ちゃんの心情はどうなのでしょうか?。

33.バカ猫はキジ三姉妹の父親ではありません。メーン・クーン種の父親が父親です。この辺の心情を九郎ちゃんが日本語で語ってくれたらよかったのに…。九郎ちゃんの母国語は英語でした。日本語による語りは難しい様です。

34.バカ猫が首輪を拒否してから一年近くになります。首輪を復活させる事はできないのでしょうか?。固定資産税を払っていない親から生まれた子供は不幸です。これ以上、不幸な命を増やさない為にも東京都に在住する寄留者は本籍の地へ戻って欲しいものだ。「会社の命ずるままに全国を根なし草の様に彷徨っている…。入社した際に会社の命ずるままに転勤すると言う契約をしているから。自分の勝手で家を買った場合は会社との契約違反で強制的に転勤させられるのは常識です。大阪は景気の悪い所で強制的に東京に転勤させられている人が多い様です。何時になったら大阪に帰れるのか?と言うより会社を辞めて大阪に帰って下さい。本籍の地で「一所懸命」頑張ってください。

35.バカ猫は自分の縄張りを誇示するかの様にポールのまわりを回っています。

36.ここはバカ猫の縄張りです。九郎ちゃんの本籍の地です。東京都に存在する寄留者の様に旅の雄猫が九郎ちゃんの縄張りに侵入した時は追い払って下さい。しかし茶太郎お父さん。オクタヴィアンちゃん。オクタヴィアンちゃんの息子を追い払った事に心が痛みます。カンカンちゃんと黒猫C(黒ポン太)ちゃんは追い出さない様にパパは願います。

37.小柄なキジ虎A(アン王女)ちゃんを見てロリータ時代のキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんを思い出したのでしょうか?バカ猫は胸をときめかせているのでしょうか?。

38.ロリータ時代のキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんへの思いをバカ猫は小柄なキジ虎A(アン王女)ちゃんに投影しているのでしょうか?。

39.バカ猫とキジ虎A(アン王女)ちゃんのデートの途中で泥棒猫が現れました。この時すでに黒毛と茶毛のサビ柄の子猫を一匹、産んでしました。

40.バカ猫を親父狩りするキジ虎B(ベス王女)ちゃんとキジ虎C(キャロライン王女)ちゃんはバカ猫より体格が大きいのですが小柄なキジ虎A(アン王女)ちゃんはまだバカ猫より小さいですね。

41.バカ猫を親父狩りしないキジ虎A(アン王女)ちゃんとは良い関係を続けてください。

42.しかしバカ猫の後姿はフーちゃんソックリですね。

43.九郎ちゃんのメタモルフォーゼ(変態)物語でした。

44.クーちゃんはアメリカン・ショートヘアの黒白猫の雑種です。黒豹柄ではない無地の黒毛です。九郎ちゃんと一緒で黒毛が茶色に変色しています。変色するのはアメリカ系の特徴なのでしょうか?。

45.夏場になると鼻と耳の裏の毛が抜け落ちるのはクーちゃんと九郎ちゃんだけです。何か意味があるのでしょうか?。

46.夏場になっても毛が密に生えている九郎ちゃんは熱を吸収しやすい黒毛を半減させて夏を乗り越えようとしているのでしょうか?。

47.日本猫が腹部の毛を抜け落として体温を下げている様に下半身の黒毛を変色させているのかもしれません。

48.GWの頃にバカ猫には頭部にハゲが発生しました。これも冬毛から夏毛への生え替わりに関係があったのでしょうか?。

49.二代目の黒タヌキの黒猫C(黒ポン太)ちゃんも夏場は茶毛に変色しています。遺伝なのでしょうか?。

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