Chatora84

悪ガキ九郎ちゃん67

今回は日本では馴染が薄いのですが、ユダヤ教やキリスト教で馴染の深いハゲ頭の挿話です。列王記下の第2章の神(髪?)の預言者エリシャの挿話です。23節エリシャはそこからベテルに上った。彼が道を上って行くと町から(数十人の)小さい子供達が出て来て彼を嘲り「ハゲ頭、上って行け(天に召されよ)。ハゲ頭、上って行け(死んでしまえ)」と言った。24節エリシャが振り向いて睨みつけ、主の名によって彼等を呪うと、森の中から二頭の雌熊が現れ、子供達のうちの42人を引き裂いた。この挿話はユダヤ教の律法学者やラビおよびキリスト教の神父や牧師から様々な解釈がされて現在に及んでいます。神(髪?)の預言者のエリシャはハゲ頭を嘲られただけですが、九郎ちゃんは泥棒猫の白茶の息子とキジ虎白Aちゃんコンビからハゲ頭を叩かれてしまいました。どうするのでしょうか?。

1.神(髪?)の預言者のエリシャは「ハゲ頭、上って行け(天に召されよ)」と嘲けられた位で二頭の雌熊を召喚して42人を殺害した事は大人げないと言う解釈から、例え小さな子供達であっても神(髪?)の預言者を嘲った時点で死に引き渡されていたと解釈は様々です。

2.泥棒猫の白茶の息子とキジ虎白Aちゃんは新たな遊びを考えた様です。

3.この二匹はハゲ・タヌキの九郎ちゃんの頭を叩くと(冬毛が抜けて)ハゲが進行する事に気付いた様です。

4.この二匹はいつからお友達になったのでしょうか?。

5.二匹のネコ・パンチから逃れる為に、ハゲ・タヌキの九郎ちゃんが公園の蒸気機関車の遊具に逃げて来ました。

6.キジ虎白Aちゃんは公園の蒸気機関車の遊具を見回ってハゲ・タヌキを監視しています。

7.ハゲ・タヌキの九郎ちゃんは二歳以上の成猫には容赦なく襲いかかるのに二歳未満の子猫にはネコ・パンチを受けて遊ばれてやっています。

8.ハゲ・タヌキの九郎ちゃんが残り少ない頭部の毛を守ろうと蒸気機関車の客車に潜んでいると…。

9.泥棒猫の白茶の息子がハゲ・タヌキの九郎ちゃんの頭部へネコ・パンチにやって来ました。ネコ・パンチが炸裂すると(冬毛が)面白い位に抜けるので、泥棒猫の白茶の息子は楽しくて仕方ないのでしょう。

10.あの狂暴なハゲ・タヌキの九郎ちゃんが子猫達のネコ・パンチを恐れて蒸気機関車の客車に隠れているなんて…。

11.まだ子猫だった頃のキジ虎三姉妹に親父狩りされていた事を思い出します。

12.あの狂暴なハゲ・タヌキの九郎ちゃんが蒸気機関車の客車にうずくまっている貴重な画像です。

13.泥棒猫の白茶の息子とキジ虎白Aちゃんを警戒して蒸気機関車の客車をヤドカリの貝殻の様に利用しているハゲ・タヌキの九郎ちゃんです。

14.蒸気機関車の客車に立て籠もったハゲ頭をネコ・パンチで叩きたい泥棒猫の白茶の息子がうろついています。この画像を見ると小さな頭部と長い手足と胴長な体型をしています。そして茶毛は雲模様です。アメリカン・ショートヘア系の雑種なのでしょうか?。

15.キジ虎白Aちゃんはハゲ頭が叩きたいのにハゲ・タヌキの九郎ちゃんが蒸気機関車の客車に立て籠もっている事に手を持てあましていました。

16.パパは「毛根が弱って髪が永遠に失われる人間のハゲ親父と違って、ネコ・パンチで叩かれても冬毛が抜けるだけで、また夏毛が生えて来るのだから子猫達にサービスしてやれよ」と言うと…。

17.ハゲ・タヌキの九郎ちゃんは「熊もいなければ森もない話だ」とユダヤ教やキリスト教でよく使われる慣用句で答えました。さすがアメリカ系のネコちゃんですね。日本語の「根も葉もない話だ。何の根拠もない」と言う諺に対応しており、これはエリシャの故事に由来します。

18.(数十人の)小さい子供達が神(髪?)の預言者のエリシャに「ハゲ頭、上って行け(天に召されよ)」と言ったのは、ユダヤ教の最大の神の預言者エリヤが「イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んでつむじ風に巻き上げられて昇天していったのに「(エリシャと名前を呼ばす)ハゲ頭よ。お前はいつ昇天するんだ」と言う皮肉だったのですね。小さい子供達の発言と言うより知識のある編纂者が加筆した可能性があります。小さい子供達と言ってもユダヤ人の成人式にあたるバル・ミツワーを過ぎた13歳以上だった想定だったのでしょう。

19.ハゲ・タヌキの九郎ちゃんをユダヤ教的に解釈するとどうなるのでしょうか?。レビ記13章40~42節「もし頭部の毛が落ちて後頭部がハゲてもその人は清い。もし前頭部の毛が落ちてそこがハゲてもその人は清い。しかし前頭部であれ後頭部であれハゲた所に赤みがかった白い症状が出たならば前頭部、後頭部を問わずそれは重い皮膚病である」より九郎ちゃんの冬毛が抜ける状態になって子猫達から叩かれて抜ける毛は清いと言えます。しかし九郎ちゃんの耳の後ろをかいて出血している(赤みがかっている)箇所の毛はダメ(ヘブライ語では汚いの意味)なのでしょう。

20.キジ虎白Aちゃんは「聖書時代には髪に神性が宿ると信じられてナジル人は髪を剃らなかったと言うのにどうして神は神性の宿る髪とは無縁のハゲ頭のエリシャを預言者にしたの?」と言う基本的な疑問を定義しました。

21.その問いに対してハゲ・タヌキの九郎ちゃんは「人間は悪魔ベリアルの様な容姿端麗な者の言葉に無条件で聞き従う。それに対して神性を宿した髪が欠落したハゲ頭の者の言葉は嘲ります。神は嘲りの対象となるハゲ頭のエリシャを預言者として神の言葉を聞き入れるか試していたのです」と答えました。「神は心を見ている」の実例だったのです。

22.「そうだったんだ」と子猫達はうなずきました。確かにサムエル記上16章7節に「容姿や背の高さに目を向けるな。私は彼を退ける。人間が見る様には見ない。人は目に映る事を見るが、主は心によって見る」と書いてある。たとえハゲ頭のエリシャであっても「神の言葉」を語るのであれば無条件で聞き従う義務があったハズなのに神の言葉を伝える預言者エリシャを「ハゲ頭、上って行け(天に召されよ)」と嘲った行為にレビ記26章21~22節「それでもまだ私(神の事)に反抗して私の言葉に聞き従わないのであればあなた達の罪に七倍の災いを加える。私はあなた達の間に野獣を放つ。野獣はあなた達の子供を奪い取り家畜を滅ぼしあなた達の数を減らす。こうして街道は荒れ果てる」の預言を成就したと解釈されます。

23.キジ虎白Aちゃんは「ここに熊もいないし森はない。ハゲ・タヌキの九郎ちゃんのハゲ頭の叩いて遊ぶ行為もユダヤ教では清い行為。安心した」と言いました。

24.ハゲ・タヌキの九郎ちゃんは暇を弄び毛繕いを始めました。

25.公園の蒸気機関車の客車に立て籠もっているハゲ・タヌキの九郎ちゃんに手をもてあましたキジ虎白Aちゃんは…。

26.ちょっと休憩です。

27.キジ虎白Aちゃんは「どうしたらハゲ・タヌキの九郎ちゃんのハゲ頭を叩けるのかしら?。叩いた時に毛が飛び散るのを見るのは快感なのに…」と思案しています。

28.今の時期はハゲ・タヌキの九郎ちゃんをダッコしたしただけで冬毛が大量に抜けます。

29.パパは「何もしなくても冬毛が抜けるのだから子猫達にハゲ頭を叩かせて弄ばれてやれば」と九郎ちゃんに言いたい。

30.キジ虎白Aちゃんはハゲ・タヌキの九郎ちゃんのハゲ頭を叩く隙をうかがっています。

31.キジ虎白Aちゃんが「パパ。ハゲが客車に籠って出てこないよ。つまらない」とパパに懇願する様に鳴きなした。

32.客車のまわりを子猫達がうろついているのでハゲちゃんは外に出れません。

33.キジ虎白Aちゃんは泥棒猫の白茶の息子に「客車の窓からハゲを追い出して」と指示を出しました。

34.ハゲちゃんを追い出そうと客車の窓まで来た泥棒猫の白茶の息子をハゲちゃんが睨み返して撃退しました。

35.客車から追い出されて来たハゲちゃんのハゲ頭を叩けなかったキジ虎白Aちゃんは体勢を立て直す様です。

36.キジ虎白Aちゃんは「あんたがだらしないからハゲが客車に籠ったままよ」と泥棒猫の白茶の息子に怒りをぶつけました。泥棒猫の白茶の息子は頭部が小さく手足と胴体が長い体型をしていますね。これは泥棒猫から遺伝したのです様です。

37.キジ虎白Aちゃんは諦めずハゲちゃんのハゲ頭を叩く機会をうかがっています。

38.ハゲちゃんは子猫達に弄ばれている様でもしっかり残り少ないハゲ頭の毛を護っています。

39.ハゲちゃんが客車に籠って何分になるのでしょうか?。ネコちゃんは飽きっぽい性格なのにキジ虎白Aちゃんは集中してハゲちゃんを狙っていますね。

40.ハゲちゃんは客車から出られず退屈しています。

41.ハゲちゃんは寛ぎながらも子猫達を警戒しています。

42.ここまで来ると持久戦ですね。

43.客車に立て籠もっているハゲちゃんはやる事がないので毛繕いを始めました。キジ虎白Aちゃんがハゲ頭を叩いて遊ぼうと虎視眈々と狙っています。

44.キジ虎白Aちゃんは毛繕いをしていても隙がなかったハゲちゃんのハゲ頭を叩く事に失敗しました。

45.ハゲちゃんは弱くて攻撃されているのではなく二歳児未満の子猫達に反撃せず弄ばれてやっているのです。父親が子供と遊んでいる様なものです。

46.いつまでも公園の蒸気機関車の客車に立て籠もっている訳にはいかないハゲちゃんは公園のブランコに移動して子猫達から逃走する隙をうかがって毛繕いをしています。

47.ブランコの鉄柱もハゲちゃんには保護柵の役目をはたします。

48.ブランコのまわりでもキジ虎白Aちゃんがハゲちゃんのハゲ頭を狙って待機しています。

49.泥棒猫の白茶の息子も近くで待機しています。

50.人間の幼児もティッシュ箱からティッシュを取っても次のティッシュが出て来て同じ形になるのが楽しくて何度も繰り返す様にハゲちゃんのハゲ頭を叩くと冬毛が抜けるのが楽しいのでしょう。

51.同じネコちゃんでもハゲちゃんの様にはっきり冬毛から夏毛に生え変わる種類もあればあまり目立たない種類もある様です。

52.キジ虎白Aちゃんからハゲちゃんは逃げきれるのでしょうか?。

53.普段からハゲちゃんを親父狩りしているベス王女は自分の楽しみを子猫達に横取りされて腹を立てています。しかしベス王女の登場で子猫達からハゲちゃんは逃げる事が出来ました。

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