雌猫なら誰でもよいのか?節操のない黒タヌキちゃん。
1.黒猫Aちゃんは顔を前後に押し潰した様な顔立ちで、更に胸に白い毛が少しあり、九郎ちゃんと共通点があります。発情期が始まって九郎ちゃんは縄張りの外へ追い払う事はなくなりました。
2.黒猫Aちゃんも九郎ちゃんと一緒にいる事が多くなりました。
3.こちらは黒猫Bちゃんです。黒猫Bちゃんはキジ虎Cちゃんと友達で、キジ虎Cちゃんが九郎ちゃんを親父狩りして奪った焼き鰹の分け前をもらっています。
4.黒猫Bちゃんは同年のカンカンちゃんともお友達の様です。
5.ロリコン親父の九郎ちゃんを誑かすロリータ少女のキジ虎Cちゃんよりも健全ですね。
6.黒タヌキちゃんは雌の子猫が近付くとこうやって草むらに隠れる様になりました。
7.黒タヌキちゃんは隠れているつもりなのですね。
8.九郎ちゃんは妻の茶珍獣ちゃんに見つかってしまいましたね。茶珍獣ちゃんの近くには父親の茶太郎お父さんがいる事が多い。
9.発情期が始まり、九郎ちゃんが雌猫をイジメなくなった反面で、生きた獲物として狩りの練習の被害者になっているのが、茶太郎お父さんです。
10.九郎ちゃんには生きた獲物として茶太郎お父さんの後ろ2~3mに気付かれずに近寄り、猛ダッシュで襲いかかり、茶太郎お父さんの腰の近くにまで来ると両手を開いてジャンプして、両手で茶太郎お父さんの腰あたりを爪を出して挟み込みます。アフリカの草原で草食動物をライオンやチーターが襲いかかるのと同じで驚かされます。茶太郎お父さんは珍獣ちゃん姉妹の父親で、自分にとっても義理の父親のはず。九郎ちゃんは悪い奴だ。
11.茶太郎お父さんの腰のあたりに九郎ちゃんの手形の後がクッキリついているいました。一度や二度ではありません。九郎ちゃんは悪い奴だ。
12.こんな可愛い顔をしているのにその行動は肉食動物と同じです。ただ体格がネコちゃんサイズなだけで肉食動物と同じなんですね。
13.発情期が来て普段、イジメまくっている百合子ちゃんのお尻の匂いまで嗅ごうとする九郎ちゃんにとって、雄猫を生きた獲物として襲いかかって遊んでいるのですね。
14.茶太郎お父さん。九郎ちゃんが近くにいるぞ。気をつけるんだ。
15.九郎ちゃんはカピパラなど草食動物みたいな体形をしていますが、全身が筋肉でズッシリ重たいネコちゃんです。
16.日本猫と違って彫の深い凶暴な顔立ちをしています。こんな凶暴なネコちゃんがパパの子供として慕ってくれるのはどう言う因縁なのか?やはり19歳の長寿で他界したアミちゃんの意思が一族の子孫をパパの元へ呼び寄せたのかもしれません。これは考え過ぎなのでしょうか?。
17.発情期になって九郎ちゃんは常にまわりに雌猫がいないか確認しています。
18.発情期になって九郎ちゃんは雌猫のお尻の匂い嗅ぐ為、自らの縄張りの外へ出る様になりました。
19.発情期が到来して、ネコちゃん大戦(実際は小競り合い)を引き起こすほど対立していた九郎ちゃんと茶子ちゃん一派の雌猫達との争いは解消されました。九郎ちゃんは妻の珍獣ちゃん姉妹には内緒で茶子ちゃん一派のネコの集会に参加しました。女狩りが目的の様です。九郎ちゃんは「女!女!女!」と鼻歌を歌いながら力強いゴロニャンを始めました。勢い余って右顔から右肩にかけて土が付いてしまいましたね。
20.九郎ちゃん。「女!女!女!」ってウィーン喜歌劇で、フランツ・レハール作曲の"Die lustige Witwe(陽気な未亡人)"の第二幕で男性歌手の七人の合唱「七重唱行進曲」通称"女!女!女!のマーチ"の事ですか?男達が、あの手この手を使って女達を口説こうと「女性談議」を楽しんでいます。「女達をどう口説こうか聞きたまえ。女は皆それぞれ違い、恋のマニュアルなんて役に立たない。貞淑そうに見える御夫人でも本心はわからない…。一人目の御夫人には下手に出て愛想よく褒めあげる…。二人目には上から目線でちょっと悩ませる…。三人目には優しく会話を楽しむ…。四人目には口喧嘩を楽しむ…。五人目とは一緒に踊って笑うのさ…。」九郎ちゃんは女の園の茶子ちゃん一派のネコの集会に招待されてつい「雌猫の研究は難しい。我々、雄猫達を悩ませる。その心と体は誰にもわからない。それが女!女!女!。可愛いブロンドの髪で清純な青い瞳の少女でも。黒毛、茶毛、白毛の雌猫でも雄猫を惑わすのは皆同じ。それが女!女!女!」と鼻歌を歌っていたのですね。九郎ちゃん。どうやってドイツ語の歌を覚えたのですか?そうかパパから聞いたのですか?。
21.この喜歌劇はミュージカルの原型になった事でも有名で幅広いファンがいました。その一人にナチス・ドイツのヒトラー総統がいてフランツ・レハール自身からスコアを贈られる関係にあり、第二次世界大戦後にはナチス・ドイツの協力者の烙印を押される事になりました。その後、1948年に失意のうちに78年の生涯を終える事になります。ソ連のショスタコビッチが交響曲七番でヒトラー総統を揶揄する為、この喜歌劇から旋律を引用するほどヒトラー総統が愛した音楽の代名詞になりました。現在ではそんな因縁も時効となり、20世紀を代表する喜歌劇として親しまれています。ドイツ語の"Die lustige Witwe(陽気な未亡人)"から英語の"The Merry Widow(陽気な未亡人)"にタイトルが代わりアメリカで大ヒットしたのも"Die lustige Witwe(陽気な未亡人)"は元々、歌劇ファンには人気があったのですが、敵国の喜歌劇である事から自粛されていました。しかし第二次世界大戦が始まると反ヒトラー総統や反ナチス・ドイツの宣伝で連日・連夜、ラジオや映画のバック・ミュージックとしてこのウィーン喜歌劇が流され続けました。アメリカ全国民が、このウィーン喜歌劇を聞く機会が訪れました。本来あるべき姿とはほど遠いのですが、解禁されたのです。アメリカ人は良い物であれば例え敵国の芸術や文化でも取り入れる国民性です。「ヒトラー総統やナチス・ドイツは倒すべき宿敵だけど、このウィーン喜歌劇は素晴らしい」と評価が変わり、アメリカでも大ヒットする事となりました。ナチス・ドイツの迫害からアメリカに亡命したバルトークは怒りを露わにして「何故、こんな敵国の音楽が大ヒットするんだ」と言いショスタコビッチ同様にヒトラー総統を揶揄する為に「管弦楽のための協奏曲」で、このウィーン喜歌劇の旋律を引用しています。何故、こんな現象が起こるのかと言うとウィーンの音楽の質とアメリカの音楽の質に大きな差があったからでしょう。粗悪なアメリカの音楽を護る為、高い関税を課していたのに自由化した途端に世界標準のウィーン音楽に市場を奪われた例えが適切なのかもしれません。現在でも同じ状況の国があります。普段は日本鬼子と言って非常に恐れ、反日活動をしているにも関わらず、日本製品や日本の文化は素晴らしいと言っている国があります。中華人民共和国です。当時のアメリカと現在のかの国では状況が似ているのかもしれません。因みに当時のオーストリアとチェコはナチス・ドイツに併合されていて敵国だったのです。
22.顔に土が付いても気にしない豪気な九郎ちゃんが白三毛子ちゃんのお尻の匂いを嗅ぎに行きましたが、白三毛子ちゃんから「顔に土が付いているよ。顔を洗って出直してきてよ」と失笑されてしまいました。
23.顔に土が付いている事を気にしない九郎ちゃんは白三毛子ちゃんのお尻の匂いを嗅ぐ事は難しいと判断して、別の獲物を探す事にしました。
24.九郎ちゃんは白三毛子ちゃんの二歳下の妹のマリシャリンちゃんのお尻にターゲットを絞りました。
25.マルシャリンちゃんはまだ少女でエロ親父の九郎ちゃんが自分のお尻の匂いを嗅ぎに来るのか理由がわかりませんでした。九郎ちゃんも当てが外れた顔をしています。
26.九郎ちゃん。雌猫のお尻の匂いが嗅げれば誰でも良いのですか?次は黒猫Bちゃんです。まだ子猫じゃないですか。
27.更に黒白猫Bちゃんまで毒牙にかけようとしています。
28.九郎ちゃん事、黒タヌキは本能のおもむくまま雌猫の出すフェロモンに反応している様に見えます。考えて行動している様には見えません。
29.エロい目で見つめる九郎ちゃんを避けてマルシャリンちゃんは姉の白三毛子ちゃんの元へ逃げて行きました。
30.普段は狩りの練習と称してイジメまくっている百合子ちゃんまで毒牙にかけようとしています。普段はイジメまくっている九郎ちゃん。発情期だけお尻の匂いを嗅ぎに行っても反発されるだけです。百合子ちゃんの必死の抵抗に九郎ちゃんは耳を逆立てるを得ませんでした。
31.百合子ちゃんと九郎ちゃんは人間で言うと幼馴染で同級生の関係にありますが、心の中では「あんな危険な外来種はアメリカのアリゾナ州に帰って欲しい」と思っているのでしょうか?。
32.九郎ちゃんの縄張りではキジ虎Cちゃんが帰りを待っています。
33.キジ虎Cちゃんは九郎ちゃんが茶子ちゃん一派の雌猫達を女狩りにいった事など知らない様です。
34.そんな処に「黒ポン太ちゃん」事、黒猫Cちゃんが「黒タヌキ」事、九郎ちゃんが女狩りをしていた事を教えてくれました。
35.こちらが、「黒ポン太ちゃん」です。
36.こちらが、「黒タヌキちゃん」です。細かい部位を見ると全く違い、血縁関係はないのですが、全体的に良く似ています。
37.九郎ちゃんと犬猿の仲の百合子ちゃんは九郎ちゃんが茶子ちゃん一派のネコの集会に女狩りに来る事を不快に思っています。九郎ちゃんが茶子ちゃん一派のネコの集会から離れて、自分の縄張りに戻って行く様子を尾行して確認しに来た様です。
38.「黒タヌキちゃん」が妻の茶珍獣ちゃんの元へ戻ると、泥棒猫や黒白猫Bちゃんまで、後をついて来ました。
39.ロリータ少女のキジ虎Cちゃんが、ロリコン親父の九郎ちゃんと茶珍獣ちゃんの間に割ってはいりました。
40.ロリータ少女のキジ虎Cちゃんが、ロリコン親父の九郎ちゃんが焼き鰹の横取りをさせてくける事を学習しています。九郎ちゃんはキジ虎Cちゃんのお尻の匂いを嗅ぐ事はあっても絶対に攻撃してこない事も学習しています。
41.キジ虎Cちゃんがいると「黒タヌキちゃん」は「黒ポン太ちゃん」の相手をしてくれない事を学習している様です。
42.「黒ポン太ちゃん」はあっちにウロウロ、こっちにウロウロして「黒タヌキちゃん」の気をひこうとしています。
43.こちらはウロウロしている「黒ポン太ちゃん」です。「黒タヌキちゃん」との識別は出来ましたか?。
44.自分の縄張りに戻った九郎ちゃんは茶子ちゃん一派のネコの集会に女狩りに行った事など知らぬ顔で妻の茶珍獣ちゃんとイチャイチャを始めました。
45.九郎ちゃんは「おまえのお尻の匂いが一番だ」と意味深な事を言いましたが、その真意に気付かない茶珍獣ちゃんでした。
46.九郎ちゃんは妻の茶珍獣ちゃんと一緒にいると安心するのでしょう?。
47.しかし、その一方で、茶珍獣ちゃんの留守の間に、手当たり次第に女狩りを楽しんでします。
48.今年の発情期から類推すると、去年の発情期も妻の珍獣ちゃん姉妹の目を盗んで、手当たり次第に女狩りを楽しんでいた可能性があります。
49.九郎ちゃんは妻の茶珍獣ちゃんとイチャイチャするだけではなく、黒猫三姉弟の母親に女狩りしていた可能性は否定できません。
50.真相は九郎ちゃんしかわかりません。「黒タヌキちゃん」と「黒ポン太ちゃん」は直接な血縁関係はないにせよ架空種の黒タヌキ種なのかもしれません。強引な説明で真実の可能性は低いでしょうが…。
51.発情期ではない時は茶子ちゃん一派の雌猫達と縄張り争いをしていましたが、九郎ちゃんの行動をどう説明するのが良いでしょうか?。
52.発情期になって雌猫がフェロモンを出し始めると本能のままに行動していると言った方が真実に近いのかもしれません。
53.九郎ちゃんからすると一方に珍獣ちゃん姉妹に束縛されているだけで、全てのフェロモンを出す雌猫が好きなのかもしれません。
54.普段は対立している茶子ちゃんや百合子ちゃんまでお尻の匂いを嗅ごうとする九郎ちゃんをアッパレと言うしかないのかもしれません。